例えば、何かを始めようとした時。
ネットで学説を検索したり、解説の動画やブログ、記事などを
チェーンのようにむさぼるかもしれません。
大量に溢れる情報、意見、アイディア・・・それらを手繰っていくことは終わりなく、
いつまでも続けられてしまいます。
関連する内容は・・・興味のある人はこんな情報も・・・
リンクの先にリンクがあり、知識の興味を刺激し続け、
気が付けば同じような内容にいくつも出会い、あまつさえ目的とは関係ない情報にまで
手を伸ばして、無駄に膨大な時間を食い潰してしまいます。
時間が無限にあり、ネットの海にひたすら漂っていられるなら、それも構いませんが、
大半の人たちにとって時間は有限であり、行動の必要があり、望むべきものは、
その行動の先にあるのです。
あなたの脳は単なる記憶装置ではありません。
あなたの脳がすべきことは「創造」することです。
限られた時間を使って、自分の最大限のパフォーマンスを引き出すには
- 目的を見失わない(常にアウトプットを意識しながらインプットする)
- 一通り情報に浸ったら熟成させる(ふるいにかけ、絞り込む)
- 行動する
といった流れが大切になります。
アウトプットを意識しながらインプットする
前述のとおり、情報をインプットするだけのことに意味などありません。
咀嚼し、自分に落とし込んだ上で、どうアウトプットできるか、
あなたに求められているのはまさにその一点です。
なんのために情報収集をしているのか、
それを明確にしておきましょう。
アウトプットの形や仮説を用意して、始めるのもいいアイディアです。
例えそれが先入観であっても、固執することなく、柔軟に考えられるのであれば問題ありません。
「的を絞って追求していく」ことです。
30分考える
的を絞ってある程度情報を引き出したなら、
一度、何も見ない、何も聞かない、何も発しない時間を作ります。
パソコンやスマホ、本やテレビ、周りの人間、
全てから自分を切り離して、思考に没頭する時間です。
瞑想ではなく、
ただただ、ひたすらに考えるのです。
30分。
熟成させる時間です。

60分以内に行動する
蓄えたものを熟成させたら、はじめましょう。
60分以内で。
時間の目安をつけるだけで
考えにメリハリが
行動にスピード感が出てきます。
自分自身を向上させていくために
30分思考/60分行動のやり方は、自分を見つめ、改善していくことにも活用できます。
30分、一人になる
一人になる時間はとても大切です。
一人で考えることはさらに大切です。
孤立するのはしんどいですが、
孤独になれる時間はチャンスと言っても過言ではありません。
唯一頼れる、自分と対話できる時間です。
瞑想するのも良いでしょう。
ただ想いにふけるだけで良いのです。
一日30分は、自分について、考える時間を持つことをお勧めします。
60分以内に立つ
打てば響く人、と言われる人がいます。
迅速に対応する人、すぐ腰が上がる人
そういう人たちは、
やろうと思えばできることがたくさんあることを知っています。
自分が動くことで、次に開くべきドアが、近くなることも体験から知っています。
思い立ったら、行動しましょう。

30分考える
思いついたら
60分以内に行動する
そんな意識を片隅に置いて、動いてみましょう。
今まで、ダラダラと決めあぐねていたこと、
いつまでも行動に移せなかったこと、
出口が見つけられなかったこと
そんな事案を動かすのは、今かもしれません。
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