「しかし」「だから」「やっぱり」「そうだね」何気なく使ってる言葉や、話し方。でもそれが性格や気質を表してるって本当?
口癖にはその人の性格が表れる
プレゼンなど決まっていることを発表したりする場では、あまりわからなくても、ちょっとした会話や会議などで、口癖に気づくことがよくあります。
「しかし」「だから」「やっぱり」「そうだね」
このような言葉が口癖で出てくる人はどんな性格なのでしょうか。
「しかし」が多い人
やたらと「しかし」が多い人がいます。接続詞が常に「しかし」。
相手の意見を否定しているかのようですが、しかし(笑)、内容を聞いてみると同じような意見を話していたりして。
自分を肯定するための否定
こういう人は反対意見を言いたいわけではなく、自分に注目してほしい、座の中心にいたいと思っていることが多いようです。
とはいえ 、やはり「しかし」を多用するからには相手を否定したい心理が少なからず働いています。
このタイプの人は自分が優越感を感じられる相手に近づく傾向があります。自分に脅威を与えない人間には親切なので、やさしい人だと思いがちですが、それは優越感を感じたい裏返しだったりするのです。
「だから」が多い人
「だから」が目立つ人はちょっと強引か、傲慢な性格かもしれません。
だからの後には「自分の意見が結論だ」と続くものです。この人には最初から全てわかっていた、自明のことだったというわけです。
正しいのは常に自分
すでに自分が口にしていたことで、わかっていた結論だ。と、常に思うタイプなので、人の気持ちへの配慮に欠ける傾向があります。
そして、大抵このタイプの人は「みんなちっともわかってくれない/聞いてくれない」「私って可哀想」などと思っています。
「この人は常に自分のことを認めてもらいたがっているのだ」という理解さえしていれば、つきあいやすいかもしれません。
「やっぱり」が多い人
「やっぱり」が好きな人は自己主張はするが、相手の言うことも否定せずそのまま受け入れられます。ただ素直さが災いして八方美人になりやすいことも。
クセのない素直な性格・・・
クセのない素直な性格と言えますが、ハッキリしているようで今一つ考えがハッキリしていないこともあり、あまり思慮深いタイプではなさそう。
「そうだね」が多い人
そうだねと言われれば相手も気持ちいいので認めてもらったと思ってしまいますが、「そうだね」が多い人は、本当に相手を肯定しているかと言うと、そうでもありません。
実は計算高い!?
「そうだね」が多い人の「そうだね」は、人間関係をスムーズにするための「そうだね」であることが多いのです。
許せる範囲、大して影響のないことでは、なるべく同調しておいた方が楽だと考えているかもしれません。それに他人に判断を委ねておけば面倒も責任もないですし。
でも、最後の最後に自分の思うところを通したい時には非常に頑固になります。計算高い面をもっていると言えるでしょう。
まとめ
この分析はもちろん、傾向があるというものであり、全て当てはまるというわけではありません。
ですが、ふと口をつく口癖には、普段から考えていることや性質といったものが、存在しているものなのです。
次回は「早口な人」や「出身地で相手の人柄を語る人」「やたらと金の話ばかりする人」などを分析してみます。
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