スピードはそもそもかっこいい
「SPEED」という映画は私の大好きな映画の一つです。
超高速スピードで動きまわるヒーローの「THE FLASH」も大好きなドラマです。
共通する、この「スピード」という言葉は実に魅力的な言葉で、聞いただけで緊張やワクワクを感じさせます。
高校生くらいまでは、足の速い人はヒーローでした。足が速いということは早く走れる体や動きをしているので、その躍動する姿はやっぱりカッコいいわけです。
クルマだって魚だって鳥だって動物だって、速く進めるものはカッコいいのです。
スピードは成果に直結する
スピードには「速さ」の他に、「早さ」もありますが、その「早さ」を重視して行動することによって、姿形とは違ったカッコよさを身に付けることができます。
大人になると、その「行動の早さ」を身に付けることの方が、よりカッコよく見えるのも事実です。
それは、世の中の問題の大半はスピードによって解決できるからです。
単純に
- メールや問い合わせの返事を即座に返す
- 頼まれごとをすぐにこなす
- 決断を早くする
- 3日かかることを2日で済ます
なんてことが実現できただけでも、かなり問題が改善されます。
レスポンスが優れていることは、まず頼りになりますし、やり取りを密にできることで、
詳細の確認が容易にでき、意思疎通がしっかりとれます。
それは、すれ違いや、思い違いといったイージーミスやケアレスミスを防ぐことにも繋がります。
決断が早くできれば、行動に早く移せますし、例えうまくいかなくても、早めのリカバリーが可能になれば、損失を最小限にすることも可能です。
リーダーシップをとるには決断の早さは重要です。
3日かかることを2日でこなせるということは、物凄いこと。
それを達成し続ければ、3年かかることが2年でできるわけですから、事業をやるにも個人の成果にしても大躍進間違いなしです。
考えるスピードを上げる
行動を起こすまでのスピードを上げる
移動スピードを上げる
レスポンスのスピードを上げる
作業のスピードを上げる・・・
日常の様々な事柄のスピードを上げることができれば、より大きな成果を得られます。
組織のスピードを上げるには
組織で動いている場合、組織の成果を上げていくためには当然、組織全体のスピードをあげなくてはなりませんよね。
組織全体でスピードを上げていくためには、個々のスピードを上げていくことが不可欠です。
ただ、そもそもスピード感というものに個人差があるので、全員の足並みを揃えてスピードアップしていこうとすると、その壁はそれなりに高くなっていきます。
その上で、組織としてのスピードを上げていくためには、強力なリーダーシップを発揮できるカリスマのような人が求められるわけですが、厄介なのは人格がうまく伴っていないとリーダーシップが諸刃の刃になりかねないという点です。
独善的であったり高圧的であったりしては、リーダーシップがうまくとれないことは明白ですから、内部分裂を起こしたりリーダー不信にさせたりしないために、人望厚い人を見つける、もしくはあなたがそうなることが重要になります。
個々のスピードが違う以上、早い人に合わせるのも、遅い人に合わせるのも難しいものです。
重要なのは、組織全体の足並みを無理に揃えるのではなく、早い人は早い人なりに、遅い人は遅い人なりにスピードアップをはかれる仕組みにしていくことでしょう。
そして、それぞれのスピードアップをそれぞれの評価軸で評価していく。全体のスピードを上げていくには、そうした工夫も必要となるでしょう。
自己のスピードを上げてゆく
まず、誰もができること、取り組めることが
『自分自身のスピードを上げていく』ということです。
「めんどくさい」とか「なんで私が?」とか思う前に、もしくは思いながらも、
とにかく「YES」と返事をしてしまう。
やることにしてしまう。
とにかく、周りにイラつくことなく自分のスキルを淡々と上げていく。
そうした日常を送るようになると、
自然と周囲の人を助けることになっていきますし、気づけば全体のスピードも上がります。
一足飛びに何かを成し遂げようとするのは大変ですが、
意識を持って取り組んでいくことで確実に物事は改善され、確かなスピードアップがはかれます。
今ひとつ成果が上がらない、人間関係がうまくいかない、リーダーシップがうまくとれない・・・
そんな悩みを持っている人は、速さでなく早さを意識して
少しずつスピードアップすることに取り組んでみてはいかがでしょうか。
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