「価値ある人間になりたい」とは誰もが願うことでしょう。
自分には高い値打ちがあると思いたいですし、生きていく上での、心の中の拠り所にもなります。
価値ある人間とは、どういう人のことをいうだろうか
価値ある人間。
それは、周りの人たちに『より大きな利益』を与えてくれる人です。
利益、というと打算的なイメージですが、人を幸せにしてくれるものならば、全て利益と考えて良いでしょう。
暖かい気持ちにしてくれることだってそうですし、笑いを提供してくれる、手を差し伸べてくれる、話を聞いてくれる、楽しくさせてくれるといった、感情をもたらせてくれることを含めた全てが、この場合の「利益」に当てはまります。
もちろん、資産を与えてくれる、増やしてくれる人間も価値ある人ですが。
自分自身の価値を高めるためにできることに、まず勉強があります。
学歴を上げたり、得意分野を深く学ぶこと、スキルを高めることは、問答無用で自分の価値を上げることに役立ちます。
そして、高めた頭脳やスキルを人のために役立てること。
いちいち世のため人のためと直接的に考えてはいなくても、突き詰め、追い求める先に人々の幸せが、貢献があれば、あなたの価値はより高いものとなっていくでしょう。
自分の価値を決めるものは何だろうか
あなたの価値を決めるのは、あなたであって、あなたではありません。
あなたが自信を持って決めた[自分の価値]とは、いわゆる「言い値」に過ぎません。いくら自分から周りの人に自分の価値をアピールしても、その人が価値を見出せなければ、その人にとってあなたの価値評価は低いわけです。
しかし反対に、他の誰かが、あなたが自分で判断している以上の価値を、あなたに見いだしてくれるかもしれません。
周りの人たちが「あなたには価値がある」と認めたなら、自分の意志とは無関係に、あなたには相応の価値があるのです。
つまり自分の価値(の大きさ)というのは
『自分で考えているものと他人が考えているものとは違う』のです。
自分の価値を上げるには
自分の価値を高めるということは、ただ自分のスキルを上げたり、容姿を磨いたり、ポテンシャルを上げることではありません。それらはもちろん大切なことですし、必要なことなのですが、ただそれだけでは「言い値」を上げただけに過ぎません。
人の役に立つことができて初めて、人は自分の価値の大きさを知ります。
自分の満足だけではなく、どれだけ人に貢献できるのか
それが、価値の基準となっていくわけです。
磨いた自分の価値を、人に認めてもらえるまでに高めるには、
人の為に差し出すことが不可欠なのです。
まとめ
人の為に尽くすことで、自分の価値を知り、高めていく。
自分の価値を知ることで、人は生きているようで、生かされているということに気づくのではないでしょうか。
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